■ august 2000■
 
27 august - 考察

親の存在について考えた。

りいの両親は小さい頃に離婚しました。
パパもママも恋に生きる人で、それは今だに変わらない。
まるで彼らを飾るマスコットのように扱われ、
邪魔な時は平気であっちこっちへやられた。

入学式も卒業式も、参観日も運動会も一度も来てもらったことはなく、
そればかりか心に傷を負わされた。
地位やお金、名声などが日常の中にあったけれども
一番欲しかった両親からの愛情はもらえなかった。

弱いのだ。パパもママも。
大人になりきれてない大人だと思う。
そばにいれば当然親の愛が欲しくなり、求めれば求めただけ裏切られ、悲しい思いをしてきた。

今、りいは両親と連絡を取っていない。
彼らが本当に年老いて一人で生きるのが困難になった時
りいは彼等の前に出て行こうと思っている。
彼等の生活の責任を持つ娘として。

モチロン、できることなら笑って一緒に過ごしたい。
ただ、今はできないのだ。
なぜならパパやママを選ぶことは、りいの大切な人達を悲しませることになるから。

きっとりいの両親はりいの大切な人たちを馬鹿にし、非常に嫌な思いをさせるだろう。
彼らはそういうことに関しては天才的な才能があるから。

そんな彼らの血が半々で自分に流れていることを
おぞましいとさえ思ったことがある。
彼等の人生と自分の血を考えると
同じ人生を歩んでしまうのではないかという不安を感じることもある。

こんなりいが最近考えている。
大切な人のご両親のことについて。
どうやったら安心してもらえるか、
どうやったら喜んでくれるか、
りいなりに考えてみたりしている。
大切な人のご両親は同じぐらい大切な人達だから。

ただ、マトモな家庭に育ってない自分に対してのコンプレックスからか妙に自信がない。
一生懸命立てた、自分では名案だと思うことも
大切な人に「違う」と言われると
ますます「やっぱり自分にはわからないんだ」と思ってしまう。
親を憎んでいた時期さえあったりいは
「親を愛する」ということはできないことなんだろうか。

なんだか自分のどこかが欠けているような気がする。

 
25 august - 朝

眠れずに本と一緒に迎える朝はダルい。
時間は過ぎて、新しい今日の予定が刻々と近づくにつれて
なんだか憂鬱な気持ちになってしまう。

眠りたいのに眠れない夜
私を安心させてくれる人
世界中に一人しかいない大切な人が
傍にいてくれたらどんなにいいかと思ってしまう。

聞いているだけで安心してしまう声で私の名前を呼び
優しく抱きしめてあたたかく手を握ってくれたら
それだけで私は深く眠れるのに。

 
23 august - 遭遇

最近ハマっている読書。
昨日読み終えた「ターザン」を最後に
読み物がなくなってしまったので
新しい本を求めて近所の本屋さんへ行く。

文庫本のコーナーでアレコレ物色していると
やたらやかましい軍団が入ってきた。
カシャカシャ言う音や大きな笑い声。
「もー!ゆっくり本を選んでいるのにー!」
そう思って横を見たら芸能人がいた。
なにやら撮影してたみたい。

紫色の服を来た、笑い声のやかましい女の子は
たしか「カンノミホ」。
カメラマンとかに「ミホちゃぁ〜ん」って呼ばれてた。
黒いジャケットの男の人は、、、なんだったっけなぁ(悩)
ああそうだ。「ユースケサンタマリア」っていう人。
低くてよく通る声をしていた。

りいが本を物色している間、
すぐ1m隣では撮影会(?)してました。
ユースケさんとカンノさんは世間話しながら被写体になっていて、
カンノさんは休日に伊勢丹に行くのが楽しいとか言ってました。

うちの近所は芸能人率が高く、
葉月ナントカ(忘)さんとかもたまに遭遇する。
こないだは夜中にトキオ(?)の背のでっかい人(名前は知らない)も散歩してた。
散歩っていうか、うちの隣のお店でジュース買ったりしてた(笑)

遭遇したとしても「あ。知ってる顔だ」ぐらいなのですが、
今日はちょっと違った。
本屋さんてフツウ、静かにするトコじゃないですか?
カンノさんの笑い声がやたらと大きくてバカっぽくて(ごめんにょ)
ちょっと耳障りだった。
芸能人とか外国人だとかプーだとかエライだとか
そういうの関係なく、常識ってあると思うんだよねぇ。

本屋さんでは静かにして欲しいなぁと思った夕方でした。

 
22 august - おちゅかれ

『ターザン』を読んだ。
結構分厚い本なので時間かかるかなと思ってたのに
一気に読んでしまった。

今まで、世の中のステキな人は
スーパーマンとインディージョーンズだけだと思ってたのに・・・
ターザンはめちゃめちゃホントにステキだった。
逞しくて優しく、冷静で紳士なターザン。

読み終えたあと、あまりの切なさに
しばらくボーーーーっとしてしまいました。
あーもぉ!ジェーンのアホチン!
ターザン、なんてステキな人なんだー!!

いいなー。
ステキだなー。
どきどき。

今日から「好みのタイプ」に入れよう。
しかも堂々第一位!

 
21 august - 始動

今日はうれしいことがあった。
これからもちえちゃんとお仕事することがキチンと決められた。
なんだかホっとして涙がでそうだった。

新しい印鑑、新しいオフィス、あったかいスタッフ。
どんどん揃っていく。
新しい船出に向けて、少しずつ、確実にそろっていく。

来年の今ごろ、私は何を見て、何を思っているのかな。
きっと笑っていられるに違いないと思う。
そのために今をがんばっているんだから。

 
20 august - 日曜

いよいよ明日から一週間が始まる。
毎週月曜は魔の日。とにかく忙しいのです。
特に明日からは多忙になる。

気合を入れるためにも今夜はゆっくりしなくちゃと思い
珍しく一人でワインを飲んでいます。
お誕生日に行きつけのお店のお父さんがくれたワイン。
半分残っているので飲んでしまおうと思って出してきました。

今夜はワインを飲んだ後、ベッドで読書をして眠ろうかな。
明日からの戦いにそなえなくちゃ。

 
17 august - 休憩

忙しいスケジュールをなんとかこなしました。
モロモロの準備のためにパートナーが帰国し、準備もだいたい整った。
来月末までの間、りいは殺人スケジュールをこなさなければならない。

こうなったらあとは無心でやるのみ。
イチイチ考えてたら進めないでしょう。
とにかくこなす。こなして進む。

今日から久しぶりに一人なので
夜はゆっくり本でも読もうかな。

お正月はゆっくりやすもうかなと
なんとなく考えています。

 
10 august - 暑い

久しぶりにパーティに出席した。
半年振り(!)にお化粧をして、ハイヒールを履いてホテルへ。
いやー。疲れた。

何が疲れるってヒールですよ。ヒール。
普段履きなれてないせいか、少し歩いただけで足が痛くなる。
お化粧のせいでガシガシ汗を拭くこともできない。

帰宅して速攻ヒールを脱ぎ、お化粧を落とす。
はー。ホっとした。

やっぱりタンパンTシャツがイイナ(笑)

 
6 august - お外は暑そう

明け方、読書をして寝ようかなと思っていたら
バルコニーにお客様が来た。

興奮したルナがピッタリ窓に張り付き、1点を見つめていた。
その先を見てみると黒いお客様がいた。

バルコニーの天井に張り付き
声にあわせて尻を揺らしているお客様は
なんだか思ったよりも大きかった。

赤ちゃんのような
ダミ声の民謡歌手のような鳴き声で
お客様は短い命を唄っていました。

ミィーーーーンミンミンミンミン・・・

眠れませんでした(爆)

 
5 august - 少し雨

仲間と会い、仕事のプランや方向の話し合いをした。
冗談を言ったりしながら、でも誠意を持った真剣さや熱意を込めて。
顔を見ながらの打ち合わせは好き。
なんともいえない幸福感を味わうことができる。
今日も大きな収穫があって、
「やっぱりこうやって時間作ってよかったねー」と
二人で喜んだ。

今夜は久しぶりに『夜景の日』にしている。
お部屋の電気を消して音楽を鳴らし、
カーテンを全開にする。
東京タワーやお台場のみごとな夜景が際立って見える。
静かで穏やかな時間が流れる、この『夜景の日』は
りいの心の栄養剤でもある。

もうすぐ大切な人が飛んでくる。
彼は人生のパートナーでもあり、ビジネスのパートナーでもある。
ものすごくシビアに、本質に突き刺さるような言い合いをすることもある。
その度に二人でしんどい思いをし、悲しくなってしまうことがある。
そういう日は二人とも、優しく癒してくれる人がいなくなってしまうからだ。
お互いに一人で孤独な戦いをしなくてはならない。
正に自分との戦いになる。誰も助けてはくれない。

彼とビジネスをするかしないか、
二人で相当悩んだ。
悩んだ末に出た結果は
「辛いのはわかってる。でもがんばろう。」だった。

直接顔を見て言い合うこともできない私達は
会えなかったこの2ヶ月の間に
まったく疲れ果ててしまった。
しかしプロジェクトは動き始め、休んでいる場合ではない。

あと数日でやってくる、彼の帰国の日
私は彼にプレゼントしたいものがある。

とびっきり愛情を込めたランチとお仕事の話をしない私。

彼の喜ぶ顔が目に浮かび
久しぶりに幸せな気持ちになった。

 
4 august - 高湿度

ちょっぴり回復

忙しいのは変わりないし、
来週は大きな打ち合わせもひかえてる。
回復しただけ、がんばれる。

今日はよかった。

 
3 august - 今日も晴れ

ヘアターバンをして鏡に向かい、
Tシャツのすそをパジャマの中にぐいっと押し込む。
目の前、鏡の中には今日1日がんばった自分がいる。
顔色が悪いような、血色がいいような
疲れているような、まだまだがんばれそうな自分。

無心で顔をすすぎ、トロっとした洗顔料でやさしく顔を包む。
洗顔料で汚れを落とした顔の面積の分だけ
心の汚れもとれたような気がする。

神様
どうかりいに強さをください。
大切な人の弱さを全て包めるだけの強さをください。

 
2 august - 晴れ

ここに来て情緒不安になっている。
今までふんばりつづけていた自分の心がプツっとつんのめってしまったようだ。
イライラし、同じ動きを何度も繰り返すサルのような自分。

最近、確かにしんどかった。
沢山の問題が一気に重なっていた。
平気なフリをしていても、しんどかったのだ。
今まで我慢して溜め込んでいたのがいけなかったのでしょう。
ついに破裂するようにバランスを崩してしまった。

上手に「助けて」が言えないと
今まで何人もの人に注意されてきた。
その度に
「そうだね。へたくそだね。でも大丈夫」と心の中で思ってきた。
自分はわかってなかったのだと思う。
「大丈夫」なのではなく、
自分の限界を知らなかった。

なんとか元の位置に戻そうとする自分。
しっかりしなきゃと思う自分。
何もかも捨ててしまいたい衝動にかられる自分。
いやいや。もう少し大丈夫なハズと思う自分。
どれもこれも今のりい。

自分はなんてブザマで惨めなんだろうと思う。
地の上でもがく虫のようです。

 

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